「廻廻奇譚」 (Eve)の楽曲分析 (コード進行) part1
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こんにちは。わたしです。。お久しぶりの体調不良です。でも今のところ熱はないので、まあなんとかなるでしょうって感じで記事書いていきます。
今回は音楽理論勉強中のわたくしが、ある楽曲のコード進行について、分かる範囲で取り上げて行こうプロジェクトです。正直言うとミス多発だと思いますが、そんなのは知りません笑。参考程度にしてください。
ではいきましょう。今回はEveさんの「廻廻奇譚」を取り上げて行きます。
「廻廻奇譚」 (Eve) (2020) (Key=Gm)
[全体のコード進行]
[イントロ1]
Em7→E♭maj7→Am7→A♭m7
[イントロ2] ←今回はここまでの予定
Gm7→E♭maj7(9)→Fsus4→Gm7
→E♭maj7(9)→Fsus4→E♭maj7(9)
[Aメロ] (有象無象~)
(Gm7→E♭add9→Fsus4)×4
[Bメロ] (夢の狭間で~)
E♭maj7(9)→B♭/D→D♭maj7
→Fsus4→Fsus4/E♭→D7
[サビ1] (闇を祓って~)
(Gm7(9)→G♭m7(9)→Fm→B♭7
→E♭add9→Dm9→D7)×2
[サビ2] (走って転んで~)
Gm7→F/A→B♭→C
[サビ3] (世界が待ってる~)
Cm7→Dm7→E♭maj7(9)→D♭maj7
→E♭add9→Fsus4
[全体の概要]
コード進行を見る限り、様々な転調をしてるように見えます。ただ近親調というほぼ仲間である調に転調しているので聴き手はあまり違和感なく変わってないように聴いていると思います。ちなみにサビ1、サビ2、サビ3で調は変わっています。
全体的なコード進行はダイアトニックコードで構成されており、変におかしいコードはないなという印象です。
[一つ一つ見ていこう]
・[イントロ1]
Em7→E♭maj7→Am7→A♭m7
ここのコード進行が向かう先はイントロ2の最初のGm7。そこから逆算していくとAm7→A♭m7はまだわかる。よくわからないのはEm7→E♭maj7の進行でしょう。
Em7→E♭maj7の進行っていうのはいわばオシャレの時によく使う進行です。マイナーとメジャーが行ったりきたりするとオシャレに聞こえますが、それをやってますね。
それでE♭maj7ときたら次はDm7なんじゃないの?と思う方もいると思います。今回はFメジャーキーにおけるDmの代理コードであるAmに置き換えることで、Gmに持って行こうとしてます。
またⅦ♭maj7はサブドミナントであるⅣmaj7の代替コードとしても考えることができます。のでB♭maj7をE♭maj7と置き換えていると考えることも可能です。
・[イントロ2]
Gm7→E♭maj7(9)→Fsus4→Gm7
→E♭maj7(9)→Fsus4→E♭maj7(9)
ここはほぼGmキーのダイアトニックコードで構成されています。Fsus4はF7の代わりのコードなのでそう考えると難しいところは特にないコード進行になります。
今回はこの辺にしておきましょうかね。多分part3くらいまで続くんじゃないかなと思います。次回はサビ前まで。できたら全部終わらせたいですが、、、厳しそう笑。
まだまだ未熟者なので、間違っているところがありましたらご指摘ください。
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